2012年

2月

13日

Google+とFacebook 日本人に受け入れられるソーシャルメディアはどっちだ?

ずっと読みたかった『Google+の衝撃』をやっと読了した。

この本が出てすぐに読んでいれば、タイトル通り衝撃を受けたのかもしれないが、今のタイミングでの衝撃はイマイチだったかな。

著者の方々も、文中では常にFacebookの凄さを認めつつGoggle+の機能的素晴らしさに今後の期待を込めた内容だった。

確かにGoogle+の機能は素晴らしいし便利だと思う反面、ソーシャルメディアとして考えると、人と人とを自然に、かつ楽しく繋げる要素としては、現状ではFacebookには叶わない。

Google+は、本来Googleという検索エンジンによって言葉と言葉を繋ぐ企業ビジョンの中から生まれたサービスであるのに対し、Facebookは大学のコミュニティから生まれた、始めから人と人とを繋ぐサービスだというところであろう。

Google+のサークル機能やハングアウト機能は、企業やアーリーアダプターとなる人たちがビジネスで使うには確かに便利な機能ではあるが、ソーシャルメディアを利用する主役が個人ベースの日本では、それを理解し活用できるまでには相当な時間が要すると思う。

とくに日本ではmixiが台頭し、そこからFacebookへ移行しているユーザーが多く感じられ、その一部がGoogle+を併用している状況と言える。

ましてや、この先10年で日本の会社が激減すると言われている中、Google+の優れた機能が、どこまで個人まで浸透するかがGoogle+の今後を左右するのではないだろうか。

ビジネスの世界でも、今までのようなやり方では生き残れないと言われており、新規顧客獲得よりも常連客を大切にするという流れが出てきている。

"古くて新しい時代がやってきた”と言われる昨今、ソーシャルメディアに求められるのは便利さなのか、それとも手間を掛けてでも個人間のコミュニケーションの深さを生み出してくれるものなのか、FacebookやTwitterの後発となるGoogle+、"絆”を大切にする日本人の心にどれだけ浸透するか今後の展開に期待したい。。

 

Google+の衝撃
Google+の衝撃
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